不動産売却時の諸費用
不動産を売却する際には、不動産会社へ支払う仲介手数料などいくらかの費用が掛かります。
この事を総称して”売却費”と呼びますが、この売却費は、売主個々によって異なるため事前にどれほど売却費が掛かるかを把握しておきましょう。
この事を把握する事で、あなたの物件が売れたらいくら手元に残るのかも自動的に分かります。
この章では、計算式など具体的な例を挙げてご紹介しております。
💲 仲介手数料
仲介手数料は売買成立時に不動産会社へ支払う成功報酬です。
その為、もし売買契約が成立しなければ仲介手数料を1円も支払う必要はありません。
また、売買契約を締結しても白紙解除となった場合には契約が無かった事となるため、これまた1円も支払う必要はありません。
但し、注意点があります。
それは、売主・買主の自己都合により売買契約が解除・解約となった場合には契約は成立しているとみなされるため不動産会社へ仲介手数料を支払う義務が発生する場合があります。
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💲 抵当権の抹消にかかる費用
不動産を現金で購入した売主には関係のない話ですが、多くの売主は銀行から住宅ローンを借り入れて不動産を購入したと言う方が大半ではないでしょうか。
この住宅ローンとして借り入れたお金の担保として、銀行側が土地・建物に担保権を行使し設定している権利が抵当権と言うわけです。
分かりやすく説明すると、『あなたが住宅ローンの返済ができなくなった時には、その土地・建物を銀行が取り上げます』と主張できる権利のことです。
その為、この設定が付けられているままでは売却ができません。
従って、抵当権を抹消する必要があるわけです。
抹消の方法は簡単です。
住宅ローンの残債を全額返済すれば、銀行側も担保としての抵当権を設定している理由がかくなるため抹消が可能となります。
この抵当権の抹消を依頼する先が司法書士です。
自分でも手続きは可能ですが、不動産の売買時には対相手(買主側)がおりますので、万が一のトラブルを回避するために、ほとんどの売主が司法書士へ”抵当権抹消登記”の依頼を行います。
この際に掛かる費用が、司法書士へ支払う手数料です。
因みに、ここで下記のような疑問を思ったかたもいらっしゃるのではないですか?
・住宅ローンの残債がまだある時には売却できないのか。
・事前に残債分を自力で用意する必要があるのか。
こんな事を思ったかたへ、そんな事はありませんのでご安心ください。
その事を説明しているページがこちらです。【】
💲 不動産を売却した時の税金
売主の皆さまは、不動産を売却した際にはどんな税金が課せられるかをご存知でしょうか?
また、どんな時に課税対象となり、どんな時が課税の対象外かをご存じですか。
ここでは、不動産を売却した時の税金を簡単にご紹介しています。
・印紙税
不動産の売買契約を締結する際には”不動産売買契約書”を作成致します。
この売買契約書を有効な書面にする際にも実は税金が課せられているんです。
これが、印紙税です。
印紙税とは、売買金額によって課せられる税額が違う為、事前にいくら課税されるのか確認しておきましょう。
・譲渡所得税
最も重要で必ず押さえておきたいポイントが、「不動産を売った際に得た売却益に課せられる税金」です。
ここ近年で、多くの売主が、思った以上に高く不動産が売却できたと喜んでいる姿を目にします。
しかし、実はその売却益はそのままあなたの手元に残る金額ではないのです。
国や市町村長は、あなたが不動産の売却時に得た利益にもしっかりと税金を課しているんですね。
では、少しでも支払う税金を減額する対策はないのでしょうか?
せっかく大変な思いをして不動産を売却し得た利益ですから、少しでも多く手元にお金を残しておきたいですよね。
そのように考える方は、ほぼ不動産売却した方全員です。
そんな方にはとっておきの情報があります。
実は、おトクな特別控除や特例がある事もまた事実です。
余すことなくご紹介していますので、不動産の売却時にかかる税金でゼッタイ損したくない売主の皆さまはご確認ください。
少しでも得た利益を自分の手元に残しましょう。
詳しくは、こちら →
💲 室内状況によって掛かる費用
不動産の売却時に必ず費用が発生するものではないですが、室内の状況によっては、ハウスクリーニングやリペア・リフォーム費用が掛かる場合も御座います。
あくまで中古物件ですから多少の傷や経年劣化を承知のうえで買主は購入を検討されます。
しかし、だからと言って状態の悪い物件は、だれも購入したいとは誰も思いません。
あなたもそうではないでしょうか?
あなたの物件は、売り出した直後から商品として扱われることとなります。
状態の悪い商品を買いたい、ましてや高く買いたいと思う方は誰も思いませんよね。
少しでも高く売却するためには、メンテナンスが必要な場合もあります。
だからと言って数百万円掛けてピカピカにする必要はありません。
ハウスクリーニングであれば、物件の広さにもよりますが、数万円ほどで入れる事が可能です。
このハウスクリーニングを入れる事で100万円も高く売却できるケースも御座います。
詳しくは、こちらでご紹介しています。【】