品川区の不動産相場と価格推移、不動産売買市況報告（毎月更新）
首都圏概況
中古マンション 成約㎡単価は67ヶ月連続で上昇。在庫件数は4ヶ月連続で減少
・成約件数は、前年同月比プラス38.3％と24年11月から13ヶ月連続で増加
・成約㎡単価は、前年同月比プラス3.5％と20年5月から67ヶ月連続で上昇。前月比は3.7％下落
・成約価格は、前年同月比プラス3.6％と24年11月から13ヶ月連続で上昇。前月比は2.3％下落
・専有面積は、前年同月比プラス0.1％とほぼ横ばいながら3ヶ月ぶりに拡大。前月比も1.4％拡大
・在庫件数は、前年同月比マイナス5.5％と4ヶ月連続で減少
【出典：月例速報 Market Watchサマリーレポート2025年11月度より】
品川区の中古マンション相場と価格推移・中古マンション成約、販売中在庫、新規販売の各㎡単価推移
ここでは、東日本不動産流通機構（レインズ）から毎月1回発表されるマンション売買市況データを基に、わかりやすく図解作成して、最新の市況についてご報告いたします。
『数字は正直です。城南地区独自の市況形成は』
品川区のマンション単価推移
品川区のマンション成約推移
品川区のマンション新規売り出し件数推移
品川区のマンション販売中在庫推移
※出典・データ引用元：東日本不動産流通機構『ＲＥＩＮＳ ＴＯＷＥＲ』
品川区のマンション価格推移と2026年の予測
品川区のマンション価格は、近年非常に注目されています。東京都心へのアクセスが良く、商業施設も充実しているため、多くの方々がマンション購入を希望しています。特に2026年に向けては、さらなる需要の高まりが予想され、本区におけるマンションの価格推移について注視する必要があります。
近年のデータをもとに、品川区のマンション価格は上昇傾向にあります。これに伴い、投資家にとっても魅力的な市場となりつつあります。今後どうなるかに関しては、周辺環境の整備や新たな開発計画が影響を与えるでしょう。2026年のマンション市場は、特に注目すべき要素が多いと思われます。
品川区のマンション価格の現状
品川区のマンション価格は、近年の東京都心の発展により大きく変動しています。2023年現在、品川区内のマンションの平均価格は、年々上昇傾向にあり、多くの購入希望者が集まっています。特に、駅近の物件は価格が高騰しやすく、人気エリアでは価格の伸びが顕著です。
また、品川区はビジネスエリアや商業施設が充実しているため、投資家にとっても魅力的なエリアです。リモートワークの普及に伴い、住環境としての需要も高まっています。このような背景から、今後の転売や賃貸の収益性も期待できるでしょう。
しかし、一方で価格の急上昇にはリスクも伴います。購入を検討している方は、周辺環境や今後の開発計画を十分に把握することが重要です。品川区のマンション市場は、今後ますます競争が激しくなるため、冷静な判断が求められます。
最新の価格データ
最新の品川区マンション価格データによると、2023年の平均価格は約8,500万円となっています。これは前年に比べて約5%の上昇を見せており、引き続き高い需要が見込まれています。
特に、品川駅周辺の物件は活況を呈しており、平均価格が1億円を超えるケースも少なくありません。また、シティホテルやオフィスビルの増加が影響し、周辺地域の魅力も向上しています。
一方で、地域全体の価格上昇は、供給不足が原因とされています。新築物件の供給が限られている中で、需要が高いため価格は上昇し続けています。投資家にとっては、この状況がさらなる投資機会を提供しています。
最新の市場データをもとに、今後の価格動向を注視することが重要です。投資検討中の方は、専門家の意見も取り入れつつ、慎重な判断を行う必要があります。
価格の変動要因
品川区のマンション価格が変動する要因はいくつか存在します。まず第一に、交通インフラの整備が挙げられます。新しい駅の開設や既存路線の延伸は、アクセスの向上につながり、人気エリアの価格上昇を促進します。
次に、周辺環境の変化が影響を与えます。新たな商業施設や公園の整備、治安の向上などは、生活の質を高める要因となり、市場価値を押し上げる要因になります。
さらに、経済全体の状況も無視できません。日本全体の景気動向や金利の変化は、購入者の購買意欲に大きく影響します。最近では、低金利時代が続いているため、資産としての魅力が増しています。
これらの要因を総合的に考慮すると、品川区のマンション価格は変動しやすく、投資判断をする際には注意深い分析が欠かせません。
過去のマンション価格の推移
品川区のマンション価格は、過去数年間にわたり着実に上昇してきました。具体的には、2015年から2020年までの期間、平均価格は徐々に増加し続け、特に2020年以降はソーシャルディスタンスが求められる中でも需要が高まりました。この背景には、品川区の立地の良さや周辺インフラの整備が影響しています。
また、2021年以降も、新型コロナウイルスの影響があったものの、遅滞なく価格は回復しています。近年では、リモートワークの普及により、居住スペースを重視する動きが広がり、広めの間取りのマンションが人気を集めるようになりました。このような市場の動向を踏まえると、今後の価格動向も非常に興味深いものとなるでしょう。品川区のマンション価格は、依然として高い需要によって支えられ、資産価値の維持が期待されています。
2000年〜2010年の価格動向
2000年から2010年にかけての品川区のマンション価格は、比較的安定した推移を見せていました。この期間、東京都心へのアクセスが向上したことから、居住地としての人気が高まりましたが、全体的にはあまり急激な変動はありませんでした。
特に2008年頃のリーマンショックの影響を受け、全国的に住宅市場が冷え込む中、品川区も影響を免れることはできませんでした。それでも、立地の良さと便利な交通網が評価され、価格は持ちこたえました。
また、この期間は新しいマンションプロジェクトが増加したこともあり、供給量が増えました。これにより、購入を考える人々にとって選択肢が広がり、価格の安定にも寄与したと言えるでしょう。こうした要因を踏まえ、品川区のマンション市場は持続的な価値を持つエリアとして位置付けられるようになりました。
2011年〜2020年の価格動向
2011年から2020年にかけての品川区のマンション価格は、全体的に上昇傾向を示しました。特に、東京オリンピックを見据えたインフラ整備や交通の利便性の向上が、地域の魅力を高める要因となりました。
2011年当時は、リーマンショックの影響もあり、価格は横ばい状態が続いていました。しかし、翌年以降は慢性的な供給不足が続き、マンションの需要が高まる一方で、価格が徐々に上昇し始めました。
2016年から2018年にかけては特に顕著な価格上昇が見られました。新築物件の販売が好調で、築年数が経過した物件も高値で取引される傾向が強まりました。2020年には新型コロナウイルスの影響が出ましたが、地価は安定した値を保っており、高い需要が継続していることが分かります。この期間を通じて、品川区は投資先としての魅力を増してきました。
2021年〜2025年の価格推移
2021年から2025年にかけての品川区のマンション価格は、引き続き上昇傾向にあります。この時期、新型コロナウイルスの影響を受けたものの、住宅需要は高まりを見せました。リモートワークの普及により、人々はより快適な住環境を求め、広めの物件が選ばれるようになっています。
2022年には、外部環境からの支援も大きく、政府の住宅支援策が市場を後押ししました。この影響により、ここ数年の中で特に人気の高いエリアとされる品川区のマンションも、その価格が上昇しました。
2023年から2025年にかけては、さらなる再開発計画やインフラの整備が見込まれており、品川区はますます魅力的なエリアとして認識されるでしょう。このため、マンション価格は引き続き上昇すると推測されています。積極的に投資を考えている方にとって、今がチャンスと言えるのではないでしょうか。
2026年のマンション価格予測
2026年のマンション価格予測について考えてみましょう。現在の品川区のマンション市場は、好調な動きが続いています。これは、都心へのアクセスの良さや周辺のインフラ整備が功を奏しているからです。昨今の動向から推測すると、今後も価格は上昇する傾向にあると予測されます。
また、2026年には新たな商業施設や公共交通の拡充が進む見込みです。このような環境整備が進むことで、地域の魅力がさらに増し、より多くの人々が品川区に住みたいと考えるでしょう。これにより、マンションの需要が高まり、価格の上昇に拍車がかかる可能性があります。
ただし、市場には変動要因も存在します。金利の動向や経済全体の状況が影響を与える可能性があるため、慎重に情報を収集し、判断することが重要です。このような点に留意しながら、2026年のマンション市場を見守ることが求められます。
予測方法の解説
マンション価格の予測方法にはさまざまなアプローチがありますが、主に市場データと経済指標に基づく分析が一般的です。最初のステップとして、過去の価格推移を分析し、トレンドを把握します。価格の動きや取引量を調査することで、今後の価格変動のヒントを得ることができます。
次に、経済指標に注目します。金利の動向や地域経済の成長率は、マンション価格に大きな影響を与える要素です。特に品川区のような都心エリアでは、周辺の開発計画や交通インフラの整備状況も重要な要因です。
さらに、不動産市場の需給バランスも考慮しなければなりません。需要が高まる一方で供給が追いつかない場合、価格は上昇する傾向にあります。これらの要素を総合的に分析することで、2026年の品川区におけるマンション価格の予測が可能となります。
予測結果の詳細
2026年のマンション価格予測結果について、具体的な詳細を見ていきましょう。まず、品川区のマンション市場は、周辺環境の整備や新たな交通機関の開発により、今後も価格が上昇すると考えられています。
具体的には、品川駅周辺での新しい商業施設やオフィスビルの開発が進んでおり、地域全体の利便性が向上しています。このため、住みたいエリアとしての人気が高まり、需要が増加することが見込まれます。
また、過去数年の価格推移を元にした予測データでは、年間で数パーセントの価格上昇が予測されています。特に新設マンションに関しては、プレミアム価格がつく傾向が続くでしょう。
投資家にとっても、品川区はこれからの市場として非常に魅力的な選択肢となるはずです。しっかりと情報を収集し、市場の動向を見守ることが重要です。
価格に影響を与える要因
品川区のマンション価格には、さまざまな要因が影響を与えています。まず、立地条件が重要です。駅からの距離や周辺環境、商業施設の充実度などは、物件の価値を大きく左右します。特に品川区は、東京都心へのアクセスが非常に良いため、ビジネスマンや若いファミリーからの需要が高まりやすいです。
次に、供給と需要のバランスも価格に影響します。近年、新しいマンションの開発が進んでいますが、人気エリアでは供給が追いつかないことが多く、結果として価格が上昇することがあります。
さらに、経済状況や金利の変動も無視できません。景気が良くなれば購入意欲が高まり、金利が低ければ借入しやすくなります。これらの要因が相まって、品川区のマンション価格は今後も注目すべきポイントとなるでしょう。
地域再開発の影響
品川区における地域再開発は、マンション価格に大きな影響を与えています。近年、駅周辺や商業施設の整備が進んでおり、便利で魅力的な住環境が創出されています。これにより、新たな居住者の獲得が促進され、価格上昇の一因となっています。
例えば、品川駅エリアではオフィスビルや商業施設の建設が進み、利便性が向上しています。このような開発は、労働者や家庭にとって住みたい場所としての魅力を高めます。したがって、再開発地域のマンションは高値で取引される傾向にあります。
また、地域のコミュニティが活性化することで、住環境が良くなることも価格に影響を与えています。飲食店やカフェ、公園などの生活利便施設が増えることにより、ますます人気が集まっています。これからの品川区における地域再開発は、マンション市場においても重要な要素となるでしょう。
経済動向と市場の需要
経済動向は、マンション価格に直接的な影響を与える重要な要素です。特に品川区はビジネスの中心地に近く、景気が良い時期には企業の新設や拡大が進み、その結果人口が増加します。これにより、住宅需要が高まり、価格が上昇する傾向にあります。
また、物件の価格も景気に敏感です。例えば、経済が好調なときには、購入希望者が増え、競争が激化します。この競争によって、マンションの取引価格は上昇することが多いです。
一方で、不況時には需要が減少し、価格の下落が見込まれることもあります。2026年に向けての市場の需要を見極めるためには、経済動向や消費者の心理に注目することが不可欠です。これにより、より賢明な不動産投資の決定ができるでしょう。
政府の施策と規制の影響
政府の施策や規制は、品川区を含む不動産市場に大きな影響を与えています。特に、住宅ローン減税や不動産取得税の軽減措置などは、購入希望者にとって魅力的なサポートとなります。これにより、年齢を問わず多くの人々がマンション購入を検討するきっかけとなっています。
また、都市計画や開発規制も重要な要素です。品川区内では、大規模な再開発プロジェクトが進行中で、その結果として新しい住環境や施設が整備されています。これにより、エリア全体の価値が向上し、マンション価格の上昇を促進することが期待されます。
さらに、交通インフラの整備も影響を及ぼします。新たな鉄道やバス路線の開通は、通勤の利便性を高め、結果的に品川区への居住希望者が増える要因となります。これらの施策や規制は、今後の市場動向を左右する重要な要素となるでしょう。
品川区内の具体的なエリアの価格動向
品川区内には、さまざまなエリアがあり、それぞれのマンション価格には特徴があります。特に、品川駅周辺は利便性が非常に高く、商業施設や飲食店も多く存在します。そのため、ここでは高い価格帯が見られます。近年、再開発が進んでおり、最新のマンションも増えてきています。
次に、旗の台や大井町などのエリアは、比較的価格が安定していますが、依然として人気があります。これらのエリアでは広めの物件が手に入るチャンスもあり、ファミリー層にも支持されています。
最後に、北品川エリアは落ち着いた雰囲気が魅力です。海に近く、環境面では非常に優れているため、今後さらなる価格上昇が期待されます。このように、品川区内のエリアごとに異なる価格動向を理解することが、マンション購入や不動産投資を考える上でとても重要です。
主要エリアごとの価格比較
品川区内の主要エリアごとの価格比較を行います。まず、品川駅周辺についてですが、ここは東京の主要交通路にアクセスが良く、商業施設が充実しています。現在の価格帯は、平均で1平方メートルあたり約90万円から130万円程で、特に新築マンションは高価格帯に位置しています。
次に、旗の台エリアですが、こちらは静かな住宅街が広がっており、ファミリー層の需要が高い傾向にあります。このエリアの平均価格は、約70万円から100万円です。広めの物件が多いので、広い空間を求める方に向いています。
最後に、大井町エリアは、比較的価格が安定しているものの、周辺の利便性が高いため、注目を浴びています。こちらの価格は約65万円から85万円と、他エリアに比べ少しお手頃です。これらの価格比較を踏まえ、自分のニーズに合ったエリアを選ぶことが大切です。
エリアごとの将来性と投資価値
品川区内の各エリアには、それぞれ将来性と投資価値が異なります。まず、品川駅周辺は、再開発が進んでおり、オフィスビルや商業施設が増加しています。このため、将来的な人口増加が見込まれ、投資対象として非常に魅力的です。特に企業の進出が相次いでいるため、賃貸需要も高まる傾向にあります。
次に、大井町や旗の台は、比較的落ち着いたエリアでありながら、アクセスも良好です。ファミリー層からの人気が高く、安定した賃貸需要が見込まれます。このような安定感から、長期的な投資価値を持つエリアと言えるでしょう。
最後に、北品川エリアは、住宅としてだけでなくリゾート感も楽しめる立地です。環境の良さが魅力で、今後もニーズが高まることが予想されるため、将来的な資産価値の向上が期待できます。このように、エリアごとの特性を理解することで、賢い投資が実現可能です。
マンション購入・売却のタイミング
マンション購入や売却のタイミングは非常に重要です。市場の動向を把握し、適切な時期を見極めることで、より良い条件での取引が可能になります。特に品川区のような人気エリアでは、需要が供給を上回ることがよくあります。したがって、価格が上昇する前に購入を検討することが賢明です。
一方、売却を考えている方も、市場のピークを狙って行動することが肝要です。特に2026年を見据えた場合、品川区周辺の再開発や交通インフラの整備などが進むことが予想されるため、もしかすると今が売却のチャンスかもしれません。
最後に、購入や売却の際には、信頼できる不動産業者に相談することが大切です。彼らは市場の変動を的確に分析し、タイミングを逃さないアドバイスをしてくれるでしょう。このような視点を持って、計画を立てることが未来の資産形成につながります。
買い時と売り時の見極め方
買い時や売り時を見極めることは、マンション取引において極めて重要です。特に品川区のように人気の高いエリアでは、需要が常に変動しているため、慎重に判断する必要があります。まず、買い時を見極めるためには、市場のトレンドを確認することが基本です。価格が安定している時期や、開発が進んでいるエリアの情報を集めることが大切です。
次に、売り時についてですが、こちらも市場の動向が鍵となります。価格が急激に上昇している時や、周辺のインフラ整備発表後は売却に適したタイミングかもしれません。また、売却を考えている場合、自分の資産価値を定期的に評価し、必要に応じてプロに相談することもお勧めします。
最後に、個人のライフスタイルや目的に応じて、無理のない価格帯やエリアを設定することも大切です。最終的には、自分自身の目標と市場の条件をうまく組み合わせて、最良のタイミングで行動することが成功の秘訣です。
購入・売却時の注意点とアドバイス
マンションの購入や売却には、いくつかの注意点があります。まず、マーケットの動向をしっかり把握することが重要です。周辺地域の供給状況や価格のトレンドを定期的にチェックし、情報を収集しましょう。特に品川区は人気のエリアですので、競争が激しいことを理解しておく必要があります。
次に、契約内容や条件についてもよく確認しましょう。特に手数料や税金など、見落とされがちなコストを事前に把握しておくことで、思わぬ経済的負担を避けることができます。信頼できる不動産業者に相談し、透明な取引を心がけることが大切です。
さらに、購入の場合は将来的な資産価値を考慮し、適切な立地や物件特徴を選ぶこともポイントです。売却の場合は、市場のピークを逃さず、タイミングを見極めることが成功の鍵です。これらを参考に、計画的な行動を心がけましょう。
不動産会社コーラルの売買時仲介手数料の魅力
品川区でのマンション購入や売却を考えるとき、信頼できる不動産会社の選定は欠かせません。その中でも、不動産会社コーラルの売買時仲介手数料は非常に魅力的です。コーラルでは、他社と比較して手数料がリーズナブルで、透明性の高い料金体系を提供しています。これにより、初めて不動産を扱う方でも安心して利用することができます。
さらに、コーラルの仲介手数料は定額制を採用しているため、購入価格に応じて手数料が変わることがなく、予算管理がしやすいです。このようなシステムは、特に資産運用を考える投資家にとっては大きなメリットです。
加えて、コーラルのスタッフは地域に精通したプロフェッショナルであり、顧客のニーズに応じた最適な提案をしてくれます。実績を積んだ信頼性の高いサポートを受けられるため、売買の不安も軽減されるでしょう。品川区での不動産取引を成功させるために、コーラルの利用をぜひ検討してみてください。
参考：品川区の戸建て価格の各推移
中古一戸建て成約、販売中在庫、新規販売の各㎡単価推移
コロナ以降の東京都の中古戸建市況について解説します。
2013年ごろから国内の不動産価格は総じて上昇傾向が続いています。特にこの1～2年は地価公示が中心部から少し離れた郊外で高い上昇率を示しています。不動産価格の上昇はいつまで続くのでしょうか？また、下落するタイミングはいつなのでしょうか？景気動向や人口推移などの要因を考慮する必要があります。
毎月10日前後に公表される首都圏の中古戸建価格推移のデータによると、2023年7月の首都圏の中古戸建平均価格は前月比+1.4％の3,881万円と反転上昇しています。都道府県別では東京都が+3.3％の5,982万円と2ヶ月連続下降から上昇に転じたことがわかります。
また、2023年10月の首都圏の中古戸建平均価格は+5.2％の3,990万円となっており、東京都が2桁上昇したことがわかります。また、近年はマンションの価格が急上昇している点が特徴であり、30年前と比べると元々の地価の高い場所に立つマンションが増えています。
以上の情報により、コロナ以降の東京都の中古戸建市況は、不動産価格の高騰が続いており、特に東京都では2ケタの上昇率を示しています。しかし、不動産価格の上昇には様々な要因が影響しており、今後の景気動向や金利上昇などによって下落する可能性もあります。購入や売却を検討する場合には、最新の情報や専門家のアドバイスを参考にして、慎重に判断することが大切です。
ここでは、東日本不動産流通機構（レインズ）から毎月1回発表される中古一戸建て売買市況データを基に、わかりやすく図解作成して、最新の市況についてご報告いたします。
『数字は正直です。城西地区独自の市況形成は』
品川区の一戸建て単価推移
品川区の中古戸建平均価格は、2020年1月には6,276万円となっていましたが上昇を続け2020年12月には9,625万円まで高騰しました。その後、2021年にはいったん落ち込みましたが、徐々に上昇していき、2022年12月には9,964万円を記録しています。
品川区の一戸建て成約推移
品川区の中古戸建成約状況は、2020年1月には50件となっていましたが、4～5月にはコロナウイルスによる緊急事態宣言を受けて、日本全体の経済活動がストップし半減しています。その後、6月には回復し、2020年中は増加を続けていましたが、2021年以降は現在に至るまで減少傾向で推移しています。2022年12月の成約件数は46件となりました。
品川区の一戸建て新規売り出し件数推移
品川区の中古住宅新規売り出し状況は、2020年1月には333件となっていましたが、2020年4月に緊急事態宣言が出されると一気に落ち込み2020年4月には229件、5月は255件まで減少しています。その後も減少は続いており、2022年1月の184件を底として、回復の兆しはあるものの、コロナ前の水準には戻っていません。
品川区の一戸建て販売中在庫推移
※出典・データ引用元：東日本不動産流通機構『ＲＥＩＮＳ ＴＯＷＥＲ』
まとめ
品川区のマンション価格は、ここ数年で顕著な推移を見せており、多くの人々の関心を集めています。特に新築物件の供給が限られている中、需要が高まることで、価格が引き続き上昇傾向にあることが確認されています。これにより、今後の投資や住宅購入を考えている方々にとっては、重要な判断材料となります。
2026年に向けては、特に交通インフラの発展や生活環境の向上が続くことが予想されるため、品川区のマンション市場はさらに活性化すると考えられます。このような中、物件選びや資産運用戦略をしっかり策定することが肝要です。将来的な価格上昇の可能性を念頭に置きながら、慎重に情報を集め、適切なタイミングでの決断を心がけることが大切です。
総じて、品川区のマンション価格の動向は、今後数年間にわたって多くの人々に影響を与えるでしょう。これにより、投資家や購入希望者は市場の動きに敏感であり続け、賢明な選択をすることが求められます。
